甘噛み

お迎えして最初の一週間は

アリィの様子がめまぐるしく変化。

昨日のアリィと今日のアリィは違うよね😲

みたいな会話を家族としたのを覚えています。

そして我が家にきて数日で

甘噛みが始まりました。

おもちゃの先にある手を狙う。

だんだん激しくなり狙いすまして・・

ケージから出すと手や足を必ず噛みにくる。

これって甘噛みなの？

 思ったより痛い！

このころは家の中で

野獣を育てている気分になり

このまままいくと・・ぞわぞわ背筋が寒くなりました。

このままではまずい。

思い悩む前になんとかしなくては！

ネットを参考にマズルコントロールを実行。

噛んだらマズルをぎゅっとして

ケージに入れる、しばらくて

何事もなかったかのように遊ぶ

これを2日間実行。

初日の夜には帰宅の家族もわかるくらいに噛みが減り

2日目の夜には全く噛まなくなった。

効果てきめん！よかった。

驚きと安堵が入り混じる。

2日めの最後のマズルコントロールとなった瞬間が

忘れられない。

それまで聞いたことのない野獣の声で一鳴きした子に

かぶせるように「まだわかんないの！」

みたいなことを口走ってた自分がいました。（必死でした）

そのあとしばらくしてなにごともなかったように

ケージから出したんだけれど

次はどう出る？って、内心ドキドキ。

アリィはといえば私の心配をよそに

くーんと甘えるようにすり寄ってきて拍子抜け。

ほっとしたのを覚えています。

以来、噛まれていません、私は。

家族に対しても噛み癖は治ったと思ってましたが

私の見ていないところで興奮すると

家族を噛んでいたらしく

後々わかり絶句。

私に対する噛みはおさまったものの

その後も時折噛まれた家族は

噛まれた瞬間「痛いっ」と鋭く叫んでしばらく無視

これを何度も繰り返したおかげか

興奮するとあらわれた家族に対する噛みも

6か月ころにはおさまりました。

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〇マズルコントロールについて

犬のしつけに有効であるという見方と

家畜の扱いで前時代的だなど

賛否が分かれます。

確かにデメリットとして

人間の手に対する恐怖心を植え付けるといった

可能性も。

実際マズルコントロール後に少しその傾向が見られました。

（呼んでも一時手の届く範囲にはこなくなりました）

対処法として、おやつはもちろんですが、

ごはんも一部とりわけて

おかわりとして手あげする。

手からおいしいものが出てくる

と認識させ克服しました。

しつけ本を読めば読むほど

マズルコントロールは

好ましくないしつけだったかも？

と思うこともありましたが

今のところその影響と思われる問題行動もなく

結果オーライ。

我が家の場合は

短期間で劇的に改善。

変な緊張が生じてお互いの関係性が悪くなる前に

実施してよかったと思っています。

（犬の性格にもよるので

おすすめはしませんが、ご参考まで）